会員からの便り

三菱重工業株式会社
産業機器事業部 副事業部長
梶浦 健治
昭和49年卒業(第33回)

産官学の連携の強化・スピードアップを!

 会社生活を始めて30年が経過しました。ここ数年、特に変化が加速されてきたと感じられるのは官庁、大学と産業界のかかわり方ではないでしょうか。
我が社でもここ数年、大学との連携強化を加速しており、名古屋大学とも連携を強化できることになりました。
 今後、日本の製造業がグローバル市場で生き残るためには、これまで弱かった大学と企業の英知の統合と研究開発のシェアリングによる新技術の創出を行い、スピードある社会対応を強く望む昨今です。

 私の事業部が担当している製品を下に示しておりますので一度ご覧になって下さい。
 又、更にご興味をもたれましたら下記のホームページをアクセスしてみて下さい。 (http://www.mhi.co.jp/sanki)

省エネ、省スペース、ハイサイクルの350ton〜1450ton電動射出成形機
(写真は350tonの電動射出成形機:Direct Driveモータ搭載)

PET Bottle用のDLCコーティング装置(DLC;Diamond Like Carbon)

コーティング有無によるバリア性の比較
酸素ガスバリア能力:15倍以上、炭酸ガスバリア能力:10倍以上

2サイクルガソリンエンジン(排気量:20〜43cc)
2005年 米国排ガス規制認証済み
(HC+NOx,炭化水素+窒素酸化物排出量:50g/kW-hr以下)

遊星ローラ減速機(伝達トルク:5000N・m 以下)
低振動、低騒音、バックラッシ無し

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