関西支部便り
関西支部 企画幹事 和田 滋憲 昭和43年卒業(第27回) |
関西支部総会でのあれこれ
関西支部は第42回支部総会を平成16年11月6日(土)、大阪市北区の中央電気倶楽部で開催いたしました。早いものでこの支部総会も42回目となりますが、よくここまで続いているものと感慨深く思います。私はすでに企業を定年退職していますが、私の高校生のころにすでに初回の支部総会が開かれたことになります。
さて、第42回支部総会はご来賓として本部庶務理事で大学院教授の社本英二氏(昭和59年卒)をお迎えし、支部会員23名が集いました。毎年のことですが、関西支部総会は3部構成としており、第1部を講演会、第2部を活動報告と議事の審議・承認を行う支部総会、第3部を懇親会としています。時間は15時から19時までの約4時間でした。
(第1部:講演会) ご来賓の社本教授から「大学の近況と東山会の現状」、関西支部の青山信英氏(S32年卒)から「イラク戦争とブッシュ」のテーマでそれぞれ講演していただきました。
社本教授の「大学の近況と東山会の現状」では、改修なった2号館へ機械系が集結したこと、四谷通りに地下鉄が開通したこと、など大学キャンパス内の整備による大きな変化がプロジェクターで次々に紹介されました。講演を聴く皆さんは各自、昔の名大に思いをはせながら見ていたのではないでしょうか。「21世紀COEプログラム」での名大の大健闘もうれしいニュースでした。今後「大健闘」ではなく「当然」と思われるようになって欲しいものです。最後に東山会の財務状況の苦しさと対策が紹介されましたが、会員が納得する今後の対策を期待したいと思います。
青山氏の「イラク戦争とブッシュ」はいずれ歴史の評価が下るのでしょうが、主として古代中国の歴史故事を引用し、イラク対応におけるブッシュ米大統領を批評する講演でした。
(第2部:支部総会) 関西支部も本部と同様、財政の逼迫感が強く、清水義一支部長(S31年卒)も挨拶でこの点に触れ、本部HP内での支部報の発信への切り替えで経費削減方向とするなど、いろいろ努力していることを強調されました。余談ですが、年2、3回の支部幹事の会合ではコーヒー一杯が経費から支出されます。交通費などは幹事の手弁当でやっているのが現状です。なお、後の懇親会で、ご高齢の方には電子的情報はなじまないというご指摘もありました。
(第3部:懇親会) 毎年、寮歌斉唱を間にはさみ和気あいあい、大いに盛り上がるのが懇親会です。若手と言ってもS41年卒の若山吉兼さんのご発声で乾杯し懇親会が幕をあけました。会食・歓談のあと今年は若手からまずスピーチ、自慢話やエピソードも出ます。出席者最年長の工藤廣さん(S17年卒)はすでに84歳になられても意気軒昂で、歳をとった気分ではないとのこと。今年、大山に行き久々に油絵の筆をとってきたと前支部長の白木博明さん(S23年卒)も盛んでした。川口啓造さん(S20年卒)は工藤さんに次ぐご高齢ですが、今でも毎月行われる中学の同窓会に参加されているとのことでびっくり。支部長の清水さんもスピーチに立ち豪州旅行での感想をひとくさり。ここは先輩、後輩の区別なく参加者全員が気兼ねなくフリーにトークする場です。関西支部会員の諸氏は集まって話そうではありませんか。
最後になりますが、関西支部活動の大きな柱が支部総会の開催と、支部報「関西支部便り」の発行です。この他、囲碁同好会、ゴルフ同好会もあります。それぞれに会員の皆様方の参加が必要不可欠は言うまでもありません。幅広い方々の参加を期待しております。