会長挨拶

東山会会長
水野 清史
昭和38年卒業(第22回)

東山会の改革について

 懸案の東山会の改革について、ここ1年余り財政基盤の確立を中心に、理事会で議論を進めてまいりました。既に鈴木前会長時に提案されていた対策案をベースに、個人情報保護法への対応などの実施にあたっての細部のつめを含め、現理事会の皆様の視点でまとめてきました。

 内容については、来春の東山会総会でご報告の上、ご承認いただくことになりますが、要点を述べますと下記のようになります。

  1. 会報の発行は中止してホームページにリンク(Eメール)
    但し郵送希望者には、実費負担いただくことで対応
  2. 名簿は希望者のみに販売、入手方法はホームページに掲載
  3. 役員選挙は葉書による投票方式を止め、候補者をホームページに掲載の上、総会で決定。任期については4年も検討中。
このように支出の合理化により年間の収支バランスが得られる見通しです。尚、一時の財政緊急事態は活動支援金のご支援(約200万円)により乗り切ることが出来ました。改めて会員皆様方の御協力に対し、御礼申し上げます。

 年会費制への移行案は、当面の財政見通しがついたという事で見送り、また必要に応じて理事会の判断で活動支援金を集めることが出来るよう、東山会規則を変更したいと思っています。

 さて、東山会のあり方について思いを巡らす時、改めて本会規則を繙いてみました。 要約しますと、「会員の親和、母校への協力を通じて人材の育成、以って人類の福祉と文化の発展並びに産業の振興に貢献」と高邁な目的が謳われています。改めて、この主旨に則り、新たな事業企画を進めたいと願っており、新年同窓会に新たな企画を入れる事や、気軽に楽しく参加できる“イブニング・サロン”を設け、会員の活躍を広く知らせながら会員相互の親睦と会の活性化を図る・・・・等々、理事の皆さんが知恵を出していますのでご期待ください。

 さて、国公立大学の法人化も始動し、産学連携のかけ声の高まりと合わせ、名古屋大学の全学同窓会も、地元は勿論、関東、関西地区での支部活動を活発化させており、工学部の中でも一番歴史のある東山会への期待も大きいようです。

 幸い関西支部は清水支部長さんはじめ諸先輩のご努力により長年に亘る活動の基盤がある訳ですが、関東地区は組織作りから始めなければいけないのが実態です。若子監事の熱意で組織作りを始動させた所ですので、近々会員皆様にご協力願う場面が出て参りますので、よろしくお願いします。

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