新任の先生の挨拶
機械理工学専攻 機械情報システム工学分野 生体力学・人間機械工学講座 ヒューマンシステム工学グループ 村松 直樹 教授 |
平成16年7月1日付けで生体力学・人間機械工学講座(ヒューマンシステム工学グループ)の教授に着任しました。それまでは、三菱電機にあって、工業用ミシン、電磁開閉器、ロボットなど、一貫してメカトロニクス製品の研究開発業務を担当してきました。ここでは、人間工学に基づく生活支援のための研究開発として、先ずは、身体で最大の仕事手段である手を対象に、把持技術の可能性について検討しています。本学に来てまだカルチャーショックの中、8月には「名大機械・航空テクノフロンティア」を企画する破目に陥り、本年3月には、東山会のご協力もあり何とか開催に漕ぎ着けました。約300人の来場者が多いか少ないかは別にして、機械・航空系単独での開催は初の試みだったという点では少なからぬ意義があったようです。終わってホッとする間もなく、この4月からは主任に祭り上げられ、“人使いの荒さ”には驚愕しています。お蔭で諸々の取り決め事項や申し合わせ事項などの非効率さに至るまでも理解できつつあります。東山会の皆様には今後とも、ご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。