新任の先生の挨拶

機械理工学専攻
機械科学分野
環境・エネルギー工学講座
統計流体工学研究グループ
長田 孝二 助教授

 平成17年4月1日付けで環境・エネルギー工学講座(統計流体工学研究グループ)に助教授として着任致しました。生まれは熊本県山江郡山江村で、九州大学大学院工学研究科 化学機械工学専攻(現・工学研究院 化学工学部門)博士課程を中退し同学科助手になった後、京都大学大学院工学研究科 機械工学専攻へ配置換えになり、同研究科にて博士(工学)の学位を取得、同研究科講師を経て名古屋大学に着任いたしました。その間、英国ロンドン大学(UCL)とケンブリッジ大学で文部科学省在外研究員として1年間研究活動を行いました。専門は流体工学であり、なかでも乱流中での熱や物質移動に興味があります。これまでは、密度差・温度差のある流れ(成層乱流)や化学反応を伴う流れ(反応乱流)に関する研究を主に行ってきました。このような流れは機械工業装置内のみならず環境中でも見られ、環境アセスメント等の問題とも密接に関連しています。

 今回の就任で名古屋市に住むことになったのですが、名古屋市はもとより、琵琶湖よりも東に住むのは今回が初めてです。名古屋に住むようになって驚いたことは「坂が多い」ということでした。最近では、「夏は暑い」ということをひしひしと感じています。子供の頃から味噌が大好きなので、料理はとてもおいしく感じます。名古屋大学にはこれまで全く縁がありませんでしたので、北部生協前のたこ焼き・鯛焼き販売や、東地区の鬱蒼とした森(?)など、着任してすぐの頃は驚くことがたくさんありました。また、これまでに勤務した大学とは教育・事務システムもいろいろと異なるので戸惑うことも多く、諸先生方や事務の方にご迷惑をおかけすることも多かったのではないかと存じます。わからないところだらけのところをいろいろと助けていただき、感謝しております。これから、ここ名古屋大学において研究・教育活動に精一杯励む所存でございますので、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


研究室HP: >http://www.sps.mech.nagoya-u.ac.jp

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