関東支部便り

関東支部 支部長

藤田 訓弘

昭和 40 年卒業(第 24 回)

東山会関東支部支部長就任にあたって

謹啓

 この度、初代支部長に選任されました藤田と申します。よろしくご厚誼の程お願い致します。

 約40年前に東山会東京支部が設立され、しばらく総会等の行事も開催されていたようですが、いつの間にかその活動も途絶えて30年近くが経過してしまいました。

 名古屋大学が独立行政法人となり、それに並行して全学同窓会が設立されて既に4年が経過し、大学と同窓会が協調して母校名古屋大学、及び同窓会の更なる発展を図るべき時期が到来したこのご時世に、単一同窓会として最大規模の会員数を抱える東山会の関東地区の活動拠点が無いのは如何にも不自然な状況でした。

 水野清史東山会会長(S38卒)(故古屋善正先生の流体力学教室で私の卒論の面倒をみて頂いた先輩)は会長を引き受けられて以来人一倍それを憂いておられ、“藤田、関東支部立ち上げに何とか力貸せ!”と言われれば大恩ある先輩に背くわけには参りません。約1年半かけて、ようやく、この5月12日に第1回東山会関東支部総会開催まで漕ぎ着け、130人の出席者を得て、大盛況の中で関東支部は産声をあげました。

 基調講演を快くお引き受け下さった平野眞一総長と丹羽宇一郎伊藤忠商事会長、藤本哲夫先生はじめ8名の招聘恩師、片岡大造全学同窓会関東支部事務局長、水野清史会長、石田幸男副会長、清水義一関西支部長という方々に、超ご多忙にも関わらずご臨席頂き、お蔭様で大変にぎやかにスタートできました。

 会の最後に、東山会に対し東京支部時代から特別にご支援を賜っている第1回生(昭和17年卒)の平野逸朗様(88歳)の音頭によるお元気な万歳三唱には頭が下がる思いで、“東山会の伝統を絶やしてはならない!”という意思を強くしたのは私一人ではなかったのではないでしょうか。

 お忙しい中ご臨席いただいた方々、またご出席頂いた会員の皆様のご協力に衷 心よりお礼申し上げます。

 名古屋の東山会本部、及び既に40年の歴史がある我々の兄貴格である関西支部の皆様、今後ともどうぞよろしくご指導の程お願いいたします。

 さて、第2回東山会関東支部総会は来年5月10日(土)於:学士会館開催で既に決まっております。
また、関東支部を牽引していく世話人、役員、及び規約も先の総会で承認され、それに基づいた活動(ホームページ係、フォーラム係(講演会)、趣味の会(ゴルフ会、囲碁会)等々)も既に活動開始しております。

 東京支部から新生“関東支部”へ生まれ変わったこの会を今後とも末永くご支援ご指導を賜りますようよろしくお願いいたします。
                            
敬具

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