新任の先生の挨拶

機械理工学専攻
集積機械デバイス講座
機械材料強度研究グループ
巨 陽 教授

 平成19年4月1日付けで、機械理工学専攻機械材料強度研究グループに教授として着任いたしました。ノーベル賞の受賞者が出るほど世界でも有名な大学で、一人の教員として研究教育に携わることができまして、大変うれしく思っております。新任地で過ごした日時はまだ短いですが、機械系の教職員の皆様の心温まるご支援により、研究教育活動が順調に軌道に乗りつつあります。平素より格別のご厚情を賜りまして、心から厚くお礼申し上げます。

 私は1995年11月に来日し、東北大学で博士(工学)の学位を得て、同大学で助手、助教授として、8年間の研究教育生活を送ってきました。それ以前には、中国の山東工業大学(現山東大学)、清華大学で学士、修士の学位を取得し、出身の大学で助教、講師として計8年半の教員生活を過ごしました。中国では、電子工学の専門で、マイクロ波技術に関する研究を従事しました。日本では、機械工学の専門で、材料の非破壊検査や物性評価などの研究を推進してきました。最近では、材料の微視的機械・電気特性の総合評価に関する研究に取り組んでおります。

 今後とも、いままでの知識と経験を生かして、皆様のご信頼、ご期待にお応えできるように、研究教育に全力で取り組む所存でございます。どうかご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。末筆ながら東山会の皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。

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