平成23年度 東山会会報

会員からの便り


(株)豊田自動織機.
PG事業整備PJ 兼 技術開発推進部

平松 裕康

昭和 56 年卒業(第40回)

昭和56年に卒業して以来30年、大学とは疎遠になっておりましたが、昨年、東山会企業理事の役をいただき名古屋大学を久しぶりに訪れ、地下鉄、カフェテリア、グリーンベルト・・・当時との様変わりに大変おどろきました。東山会の企業理事としての活動、イベントへの参加で名古屋大学を訪れるたびに、また、当時はグリーンベルトでよくソフトボールをやっていた記憶もあり懐かしく感じているしだいです。
 自然と利便性!環境問題が問われているこの頃、こんなことを考えるようになり森林と水循環に大変興味をもち、昨年から森林ボランティアに参加するようになりました。森林は地表の熱環境を緩和し、さまざまな植物、生物など物質の生産と循環、土壌形成により水循環に大きく影響します。結果、洪水や渇水の緩和に役立っています。生物に欠かせない水を、安心しておいしく飲める環境を守ることは大変重要だと思い、活動に励んでいます。同時に、世代、職種を超えたいろいろな人との交流が自分にとって大変有意義に感じています。
 グローバル競争の時代!経済的には非常に厳しい環境であると思います。技術で勝って、事業でも勝つ!そういった日本への変革、技術のブラックボックス化とオープン化・標準化によってビジネスモデルの転換を図ることや、システム売り・課題解決型の技術によって産業構造の転換を図ることが重要だと言われています。そういった面で産・官・学の連携がますます重要になってきていると思いますが、東山会がその一端を担い、ますますご発展されると同時に、東山会会員の方々のご健勝を祈念して、会員からのたよりにさせていただきます。

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