報告 「東山会基金へのご寄付受贈について」
東山会 会長 杉田 雄二 昭和 46 年卒業(第 30 回) |
報告 「東山会基金へのご寄付受贈について」
名古屋大学機械系教室では、実業界で長年ご活躍されてきた名古屋大学東山会正会員(匿名希望)のご芳志により、名古屋大学大学院機械系専攻において特に優秀な学業成績をおさめた学生(2ないし3名)に奨学金あるいは「東山賞」を毎年贈呈し、その学業を奨励・表彰してきました。そして平成8年には、同寄贈者から東山会に1000万円也のご寄付をいただき、これを基に「東山会基金」を設立するとともに、東山会の事業として、毎年3名の学生に「東山賞」の贈呈を継続してきました。
この度、同寄贈者から再び同額のご寄付の申し入れがありました。これにつき、東山会理事会で諮った結果、同ご寄付を受贈し、「東山会基金」を拡充することに致しました。同寄贈者には母校名古屋大学機械系学科への重ねてのご芳志に心から感謝し、謝意を表するために感謝状をお贈りいたしました。ここに会員各位には謹んでご報告申し上げます。
平成8年に「東山会基金」を設立した時、当時の東山会会長の尾藤三郎様が東山会会報に「将来、東山会基金を一層拡大充実し、東山賞表彰事業のほかに、名古屋大学機械系学生の奨学事業、機械系教室若手教官の研究助成等、新規事業の実施できることを念頭にしています」と書かれています。今後、大学の実情に照らして、その具体化に取り組んでいきたいと考えています。