第3回東山会関東支部総会終了

Ｈ21.6.8

支部長　藤田訓弘記

　第3回東山会関東支部総会は、去る5月16日、昨年同様、学士会館で開催され、約90名の出席者を得て大盛況の中に終了しました。
東海地区からご臨席頂いた4名の恩師（丸井悦男、清水幸丸、山下新太郎、巨　陽）、ご講演頂いたトヨタ自動車㈱取締役名誉会長豊田章一郎様、また東山会からご出席頂いた川地秀和会長、大野信忠副会長、長谷川豊庶務理事、安田幸伸関西支部長、及び当日出席頂いた会員の皆様、運営基金にご協力頂いた会員の皆様に心よりお礼申し上げます。
　大野副会長の名大工学部の現状につき約20分ご説明頂いた後、豊田章一郎様の基調講演が約40分ありました。講演要旨は以下の通りでした。
①産学フォーラムで“ポストドクター問題”等の産学連携のミスマッチ解消を担当されておられること。②名大全学同窓会初代会長として名大基金への協力のお願い。 ③東山会本部、関西支部、遠州会に続いて関東支部がこのように盛大に活動していることへのお礼。④昨年のリーマンブラザースの破綻から今、世界同時不況の真っ只中であるが、今後日本は「科学・技術創造立国」としてのみサバイバルでき、昨年のノーベル賞を日本人が４名、中、名大関係者が３名受賞したことは、正に後進の励みになっている。⑤恩師“小林明先生”の教え「美意延年」を基に空陸両用車の開発に努力、また、名大初代渋沢元治総長の教え「恵風和暢」の精神を忘れずにお過ごし下さい。
注：「美意延年」＝美しいこと、良いことは長命につながる
　　「恵風和暢」＝春風に吹かれて益々伸びゆく様

　84歳というご高齢にも関わらず、また超多忙の御身にも関わらず快く基調講演をご承諾下さった豊田様に衷心より重ねてお礼申し上げます。
　懇親会では、長谷川庶務理事による乾杯の音頭で、一斉に年次を超えた（Ｓ17卒～Ｈ8卒までの出席者）交流が始まり、昨年同様和気藹々の雰囲気で会が進みました。昨年から開始された趣味の囲碁会（毎月開催）、ゴルフ会（年2回開催）、東山関東フォーラム（名大同窓生の講演会兼交流会）も紹介されました。（囲碁会には早速、会場で入会希望者が現れました）

　会も終了近くになり、もう一息勢いをつけるため、八高寮歌“伊吹おろし”、を全員で合唱し、会が盛り上がったところで、次回（第4回）の開催日を平成22年5月 15日（土）と宣言してお開きとなりました。

　5月23日に早速、世話人会が開催され、今回の反省点と次回への取り組みにつき活発な議論が展開されました。19名の世話人（Ｓ28卒～Ｈ8卒）で1年間お世話して来ましたが、更に6人の世話人が増え、次回に向けて一層充実した会にするよう、世話人一同が決意したところです。世話人も頑張りますが、会員の皆様の更なるご支援をよろしくお願いいたします。（総会の写真の一部を添付しておきました）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上


藤田訓弘関東支部長挨拶	大野信忠副会長の名大現状紹介

基調講演：豊田章一郎トヨタ自動車㈱取締役名誉会長
渋沢元治名大初代総長の色紙「恵風和暢」のご紹介	お礼の拍手を送る藤田関東支部長、川地会長、大野副会長他出席会員

懇親会開催に当っての川地会長挨拶	懇親会開催に当っての安田関西支部長挨拶

長谷川豊庶務理事による乾杯	招聘恩師：丸井悦男先生ご挨拶

中川和夫、長谷川武彦、堀洋一、新井淳夫（以上Ｓ29）、玉井清一（Ｓ28）	今回15名の最多年次出席者数の第28回生（Ｓ44卒）の立役者：津坂康和氏他

筧　陽（S27)、平野逸朗（S17)、三輪修三（S28)、豊田章一郎、尾崎正直（以上Ｓ22）	八高寮歌”伊吹おろし”を斉唱する出席会員

懇親会風景	豊田章一郎会長を真ん中に第44回生（Ｓ60卒）脇田次郎、第38回生（Ｓ54卒）林英伸

柔道部ＯＢ：可知康彦（Ｓ42）、藤田訓弘（Ｓ40）、杉浦勝彦（Ｓ43）、八田暢哉（Ｓ58）、　平田一成（Ｈ02）

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